ドラムセット販売

CanoupusBirch DrumKit

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※受注生産品の為、ご入金後の変更・キャンセル等は承ることはできません。

canoupus-birch-setCANOIPUS Birch Drum Kit
※セット内容

BD 22”×16”
FTOM 16″×15”
TOM 13”×9”

上記以外のカラーサイズ、フィニッシュ、パーツ色など選択できます。
CANOIPUS Birch Drumお問合わせ・お見積り

スタジオベルではスタジオレコーディングに使用しているバーチセットを実際に試叩可能です。
スタジオベルバーチセット詳細ページ
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こちらの商品は受注からお渡しまで納期に時間がかかります。
カラー仕様によって値段は若干変更あります。
打ち合わせ後お見積りいたします。
また、こちらの商品は商品代金お振り込み後の発注、製造になりますのでキャンセルはお受けできません。

カノウプスHP サウンドライブラリページ

メーカ抜粋
Birchのイメージを一新するインパクト
Birchの常識を覆すパワーと粘り

ドラムがプリミティブな”楽器”であるということは、その基本的な構造がほとんど変化していないということからもうかがえます。

従って、ドラムのサウンドを決定付けるのはシェルやパーツの材質、そしてそれらを組み上げていく高度な加工技術に集約されるといえます。しかし、そうして完成したドラムは、全てのドラマーのニーズを必ずしも満足させられるものとは限りません。
それはドラマー個々が自分なりの『好みの音』を持っているからです。
プレイするジャンルやスタイル、極端に言えば、楽曲ごとに求められるドラムサウンドに差異があります。

こと”楽器”に関して言えば、普遍的な良い音というのは存在しないのかもしれません。

縦に抜ける音

様々なドラマーから、「縦に抜ける音が欲しい」というような要望が寄せられました。
主にハードなRockやFunk系の音楽をプレイする機会の多いドラマーたちです。
これが新たなドラムシリーズ製作のキーワードになりました。
縦に抜ける音ということで、基本的なシェル構造はレインフォースメントのないものに決定。
次に、数多くの材質を取り寄せ、研究を重ねました。
そんな中であるBirch(樺)材に出会いました。

私たちが描いていたBirchのサウンドイメージはメイプル材に近いもので悪く言えばメイプル材の代替品というものでした。 しかし、私たちが出会ったBirch材はそれまでのイメージを一掃するのに充分なインパクトがありました。

メイプルにはないずっしりとした低音の伸び、パワフルで粘りのあるサウンド。
そしてなにより音のリリースの早さ、音飛びの良さ。
このBirch材の密度が”粗”であったことや、成型時の圧が若干弱かったという偶然も「枯れ」「ふくよかな音」に一役買っていたと思われます。
このBirchの製品化に向け、さらに研究を進めていくこととなりました。
これまでのBirchシェルの常識を覆す

自然の素材である木は木目の縦横の組み合わせを変えるだけでも、驚くほど音色が変化し、最も理想的なシェルコンストラクションに辿り着くには多くの時間を費やすことになりました。

理想のシェルスペックに辿り着いたら、そのスペックを最大限に引き出すためのエッジシェイプを見つけなければなりません。

幸いにもそれまでに培ったエッジ加工理論、加工技術が充分に活用され、それまでのBirchシェルの常識を覆すほどのBirchシリーズが完成したのです。
このBirchシリーズはロック系を中心に数多くのドラマーから熱い支持を受け、ステージやレコーディングで愛用されています。

ここから学んだ多くの事柄は、その後のカノウプスの根本的なポリシーの源となり、ドラムおよびアクセサリーの開発に着手する際に、現在常識として受け止められているドラム製作の理論を根底から疑ってみるという姿勢を決定付けました。